中部国際空港会社は昨年ボーイング社から787-8型機の飛行試験
初号機の寄贈を受けた。787の機体は主翼をはじめとした35%の
部位を日本で製造したのだが、その工場が中京工業地帯に集中していた
ことからセントレアへの寄贈が決まった。この度空港会社がこの機体を
屋内展示できる施設を建設する計画を発表した。2017年度下期の
開業をめざす。施設内には商業施設の他、航空知識を普及させるための
施設も併設される。またこの施設は現在のターミナルビルの南側に
建設されるが、さらにその南側には2019年度の供用開始を目指して
LCC専用ターミナルも新設される予定だ。