青森市の南郊、200メートルほどの台地にある地方管理空港で滑走路06/24。
市内中心部から10kmほどありバスが約30分で結んでいる。
1964年に開港、87年には現在の位置に移設されてジェット機の発着が可能と
なった。かつては年間の乗降客が150万人を超え、仙台空港に次ぐ東北地方
第2位の空港だったが、2010年の東北新幹線新青森開業により乗降客数は
ほぼ半減した。しかし青森空港にとって4時間の壁は防護壁になったようで
羽田-青森線も新幹線開業5年を経ても路線は維持されている。海からさほど
遠くない台地上にあるため、かつては濃霧に悩まされる空港だった。しかし2007年
にILS(計器着陸誘導装置)のカテゴリーⅢaが設置されて以来、霧による欠航は
ほぼなくなった。また降雪量の多さでも国内屈指の空港だが、空港除雪隊「ホワイトインパルス」
の活躍により除雪のスピードは日本一とのことである。
青森市内には三内丸山遺跡や棟方志功記念館などがある。