ふだんの生活で星空や月をゆったりと眺めることなどあまりないのではないか。もしかすると
子供の頃の天体観測以来星なんか見たことないな、とおっしゃる方いちど旅先で
のんびり夜空に瞳を凝らしてみてはいかがだろうか。空気の澄んだ高原や周囲に
光源のない離島などがベストだ。以下は天候に恵まれれば日本各地で観測可能な
天体ショーである。

部分日食 3月9日 10:00~12:00頃
太陽と地球の間に月が入り込むポピュラーな天体現象。月の影に入った太陽が
三日月のように見えることも。今回はそこまでにはならない。

火星の地球接近 5月31日
なんでも地球と火星は2年2カ月周期で接近するそうだ。しかし接近とは言っても
7,500万kmの距離を隔てたランデブー。まずはさそり座を探してから火星を見つける
らしい。

ペルセウス座流星群 8月12日・13日
ちょうど旧盆のお休み期間なので旅先や帰省先で親子流れ星観察会を行っては。

■澄み切った秋空に光芒を引くオリオン座流星群 10月21日・22日
比較的見つけやすいオリオン座。その手のあたりから流れ出るのがオリオン座
流星群。数ある流星群の中でも明度が高く見応えがあるとのこと。
元ハレー彗星と呼ばれていた流星である。

巨大な満月 スーパームーン 11月14日
なんと68年ぶりに月が地球に大接近するそうだ。そんなに近づくと
高潮などにならないか、と素人は心配してしまいますね。