北海道の屋根、大雪山の麓の渓谷に湧く硫黄泉。開湯の歴史は古く、幕末期に
北海道を探検し、それまで蝦夷地と呼ばれていたこの北の島を北海道と名づけた
松浦武四郎らによって発見されたとされている。現在はカナダの山岳リゾートを
イメージしたキャニオンモールという複合商業施設を中心とした町おこしで、新しい
温泉リゾートの創造に取り組んでいる。

黒岳をはじめとした大雪山系の山々への登山基地としての機能を有している。
冬の風物詩として定着した層雲峡氷瀑まつりは幻想的な光に包まれる夜が
おすすめ。しかし厳寒期の寒さは半端ではないので湯ざめなどせぬよう注意が
必要だ。2016年の開催は1月23日土曜日から3月27日日曜日までの
2ヶ月間。