春の遅い北海道も間もなく百花繚乱のシーズンを迎えます。
北国では短い夏を謳歌するように様々な花々が一斉に咲き
誇るのですね。

そこで北海道ガーデン街道をご存知でしょうか。地図で言えば
北海道のちょうど真ん中あたりに点在する8か所の花園を結ぶ
まったく新しい観光ルートです。旭川地区に2か所、富良野地
区に1か所、十勝地区に5か所のガーデンがあります。どの庭
園も北海道ならではの個性と力にあふれる庭作りを行っていて
訪れる価値のあるところばかりです。8か所のガーデンすべてを
結べば250kmの一大ルートとなりますが2~3か所をまわる
だけでも十分に花々を楽しむことができます。旭川空港と帯広空港
がゲートウェーとなりますので、両空港に路線のあるエアドゥ
ベストチョイスとなります。

大雪森のガーデン(旭川エリア・上川町)
大雪山系を望む丘陵にひろがる庭園。700品種を超える花々が
咲き誇ります

上野ファーム(旭川市)
旭川市内にありながら田園気分を満喫できるガーデン。北海道の
気候風土で育つ宿根草を中心とした庭づくりを目指しています。

風のガーデン(富良野市)
俳優緒方拳の遺作となったドラマの舞台にもなった庭園。新富良野プリンス
ホテルの敷地内にあり、散策路が充実したラグジュアリーな庭園
と言えます。

十勝千年の森(十勝エリア清水町)
当庭園の「アースガーデン」と「メドウガーデン」はイギリスの
ガーデンデザイナーズ協会賞を受賞しています。ガーデン内では
電動2輪車セグウェイによるガイドツアーや、モッツアレラチー
ズづくりの体験など、ひと味違ったアトラクションが楽しめます。

真鍋庭園(帯広市)
1966年開園という50年の歴史を有する老舗庭園です。コニファー
ガーデンとしては日本初であり、現在は日本庭園、西洋庭園、そして
風景式庭園の3様式で構成されていて、趣きの異なる景観を楽しむ
ことができます。

とかちヒルズ(十勝エリア幕別町)
幕別町の丘の上に広がる「農と食」にこだわった庭園です。園内の
ファームレストラン ヴィーズではハンガリー出身のシェフが腕を
ふるうハンガリー料理が評判です。さて、ハンガリー料理って?

紫竹ガーデン
花が大好きな一人の女性、紫竹昭葉さんの花園への想いが18,000坪
の大きなガーデンに結実しました。園内には1,000種の草花や樹木が
季節ごとに彩りを変えて訪れる人々の目を喜ばせています。

六花の森
いまや北海道みやげの定番となりつつある菓子メーカー六花亭が、
元々ある中札内美術村の一画にガーデンをつくりました。ここには
社名の由来となった十勝六花、すなわちエゾリンドウ、ハマナシ、
オオバナノエンレイソウ、カタクリ、エゾリュウキンカ、シラネアオイ
などが季節ごとに花開き、クロアチアから移築した古民家を再生させた
小さな美術館が点在しています。

■北海道ガーデン街道チケット
8施設の中からお好みの4か所をチョイスして入場する
お得なチケットです。大人ひとり2,200円(税込)。
各ガーデンで販売されていますので、最初のガーデンで
購入すればOKです!