2014年12月、火事で建物の殆どを全焼した朝里川温泉の老舗旅館
おたる宏楽園が4月9日再開に漕ぎつけた。開業は1957年。当初は
遊園地を造成する計画だったが、敷地内から温泉が湧き出たことにより
温泉旅館となった。8千坪の庭には春は桜、初夏の薔薇、秋には紅葉と
四季折々の彩りがあり宿泊客の目を楽しませていた。火災に寄り休業を
余儀なくされていたが、常連客からの声援に後押しされ、以前の木造
からコンクリート造りに変わったが外観は以前のままの形を踏襲して
再建した。小樽市内の複数のホテルに分散して働いていた従業員も
全員が戻って再開の日を迎えた。部屋数は3室減って35室となった
が客室露天風呂の部屋を増やした。数か月先まで予約で満室となっている
らしいので、少し落ち着いてからゆっくり訪れてみてはいかがだろう。
予約はここから。