フィンランドが世界に誇るキャラクター、ムーミンのテーマパークが埼玉県飯能市に
再来年誕生する。本国以外での開設は初めてとのこと。ムーミンは作家トーベ・ヤンソン
が創作した小説の主人公の妖精であり、その後コミックスとして描かれてから人気に火がつき
今や世界中の子どもたちから愛されるキャラクターとなった。コミックが発表されてから60年
以上が経過しており、子どもの頃ムーミンで育った世代も含めると3世代に及ぶ人気を
維持していることになる。

テーマパークは飯能市にある宮沢湖の湖畔に造成され、フィンランド語で森を意味する
metsa(メッツァ)が施設名となる。東京ドーム4個分と言われる18万平方メートルの
敷地には、ムーミン童話の世界を体験型アトラクションやミュージアムで満喫できる
「ムーミンゾーン」と、ショッピングや食事を楽しむことができる「パブリックゾーン」のふたつ
のエリアが展開される予定だ。パブリックゾーンは入場フリーゾーンとなる。「ムーミンゾーン」
の詳細については何も発表されておらず謎に包まれている。