日本政府はこのほど、一般の入場を制限してきた15の公的施設
の公開を拡大することを発表しました。年間の訪日外国人旅行者
数を2020年までに4,000万人にするための構想である「明日の
日本を支える観光ビジョン」の具体的施策のひとつとして考案
されたもの。外国人客をターゲットにしてはいますが、日本人
観光客も堂々とその恩恵を受けることができます。主に宮内庁
関係の施設が多いのですが、スパーカミオカンデのような
科学の最先端に触れることが出来る施設も公開されます。

◎赤坂迎賓館(東京都港区)
 外国要人などへの接遇に支障のない限り通年で公開。前庭
 コースと本館+主庭コースの2コースが設定されています。
 前庭コースは人数制限なしの自由参観、本館+主庭コースは
 事前申込と当日受付の併用となります。

◎京都迎賓館(京都市)
 通年での一般公開が予定されています

◎総理大臣官邸(東京都千代田区)
 小中学生が対象。執務に支障のない土曜・日曜で月2日間実施
となる見込みです
◎皇居(東京都千代田区)
 土曜日の参観を受け付け、1回の定員を300人から500人に増加
 させます。

◎皇居東御苑(東京都千代田区)
 本年度以降三の丸尚蔵館の増築、富士見多聞の公開、富士見櫓前の
 開放、江戸城の模型設置などが計画されています。

◎京都御所(京都市)
 従来の参観方法を見直し今年度中に入場者数制限のない一般公開
 となる予定です。事前予約も不要となる見込みです。

◎仙洞御所・桂離宮・修学院離宮(京都市)
 休館となっていた土曜日曜も参観を実施、当日受付も可能となるよう
 です。
◎御料牧場(栃木県高根沢町)
 今年度中に見学会形式で公開を実施し拡充策を検討する予定です。

◎鴨場(千葉県市川市)
 現皇太子殿下と雅子妃がご結婚前デートをされたマル秘スポットですが
 今年度中に見学会を開始し、拡充策を検討の予定です。

◎信任状捧呈馬車列
 ケネディ駐日アメリカ大使の馬車列が注目を浴びました。1週間前
までに情報を公開させるい亭です。
◎造幣局本局(大阪市)
 休日開館を実施の予定です。貨幣工場の見学も可能になります

◎スーパーカミオカンデ(岐阜県飛騨市)
 東京大学宇宙線研究所。本年度中に一般開放日の創設を検討する
 予定です。屋焼く性で1回400名規模となる見込みです。
◎首都圏外郭放水路(埼玉県春日部市)
 見学会の規模と公開日数を拡大させる予定です。

◎大本営地下壕跡(東京都新宿区)
 市ヶ谷台ツアーの経路に地下壕の資料を展示の予定です。

◎日本銀行(東京都中央区)
 本店店舗で事前予約不要の見学枠が設定される予定です